ルイスポールセン社の基礎を築いた照明デザインのパイオニア、ポール・ヘニングセンは、1958年にPH 5ペンダントをデザインしました。60年を経た今でも、PH 5はルイスポールセンのポートフォリオの中でもベストセラーを誇るデザインです。2018年4月、ルイスポールセンは、この時代を超えたアイコンの60年を祝い、昨年発表したPH 5ミニシリーズと同じ鮮やかなカラーでPH 5ペンダントを発表します。

 

 

昨年秋、ルイスポールセンは、PH 5初のリサイズであるPH 5ミニを発売しました。直径30センチのPH 5ミニには、クラシック・ホワイト、モダン・ホワイトのほか、各シェード色に濃淡のグラデーションを付けた6つの鮮やかな新しいカラー(ブルー、レッド、オレンジ、ローズ、グリーン、グレー)があります。

 

 

デザイン60周年記念となる今回のPH 5も、これと同じ8色です。ファミリーとしてのPH 5をより調和的に見せるこれらの色は、複数のランプを吊り下げて使用する場合にも効果を生みます。6種のカラータイプの各シェード色の濃淡は、上から下に向かうにつれて淡くなります。つまり、下方に向かうにつれて光の反射が高まり、この名作ペンダントの視覚的照明効果をさらにいきいきと、軽やかに見せます。

 

 

あらゆる空間で映える、彫刻的なムード・セッター

 

多才なヘニングセンが見いだした機能とフォルム、そして技術とアートのバランスを保つPH 5は、点灯時も消灯時も、まるで美しい彫刻作品のようです。各シェードにグラデーションを持たせた今回の新しいカラー・オプションは、さらに多くの人に、PH 5の魅力を伝えます。

 

 

ルイスポールセンの製品開発責任者、ラスムス・マークホルトは説明します。「クラシックかモダンかにかかわらず、すべてのインテリアが、ポール・ヘニングセンの卓越したデザインと美しい光から、恩恵を受けることができます。わたしたちは、PH 5のファミリーを新しくすることで60年のレガシーを祝い、さまざまなインテリア空間に美しさを与え、現代的で新しい、パーソナルな表現を可能にしたいと考えました。このランプは、既存のインテリア・セッティングに溶け込むこともできますし、あるいは、大胆な色彩で空間をポップにすることもできます。ユーザーのみなさんが、今回の新しいオプションをどのように解釈してくださるか、とても楽しみにしています。」

 

 

 

PH 5 - 光をかたちづくり、ヒューマンなあかりを生みだす独創的ランプ

ポール・ヘニングセンがデザインし、ルイスポールセン社が1926年に初めて発売した「3枚シェードのPHランプ」は、美的にも光学的にも完成された照明システムで、イノヴェイティヴな照明メーカーとしてのルイスポールセンの地位を築く基礎になりました。彼の独創的なデザインは、より美しく柔らかな光を求めた彼の母親の願いからインスピレーションを得ています。当時は家庭の照明が電気を使った白熱電球に移行していた時期で、心地よさや美しさよりも、眩しさを伴う実利的な光が優先された時代です。その「3枚シェードのPHランプ」の発展形としてデザインされたのが、1958年のPH 5ペンダントです。

 

 

電球は、時代が進むにつれ標準化されていきましたが、ヘニングセンは新しい電球を「マフィン」と呼び、眩しさをまき散らす実利優先の電球を好ましく思いませんでした。しかし、最終的にポピュラーになったのは、ガラスをフロストしたタイプの電球で、それまでの透明な電球のように光を正確にコントロールすることは困難になったのです。ヘニングセンは、「わたしはこのPH 5で、電球メーカーに降伏してやる」と冗談を言いながら、フロスト電球の光を完全に制御するPH 5で対抗しました。 この降伏は、ヘニングセンの才能を証明しただけではありません。PH 5は今日まで60年間、わたしたちの室内を100%グレア・フリーの光で照らし続けています。大部分の光を、光が必要とされる下方向に向け、横方向への光とのバランスも理想的です。そして同時に、照明器具自体も美しく照らします。シェード内部に組み込んだ小さなリフレクターリングは、一日の自然光のリズムを補完する、暖かみのある明るいトーンも生み出します。

 

 

新しいカラーのPH 5は2018年4月に発売します。

 

 

PH 5 ペンダント (新色) 2018年4月発売

 

 

デザイナー: ポール・ヘニングセン

 

 

電球: E26 LED電球 (同梱) 白熱100W相当 

 

 

(白熱電球は150Wまで使用可能) 

 

 

 

色(+内部ミニリフレクター色):

 

クラシック・ホワイト(+ブルー)、モダン・ホワイト(+ローズ)

 

ブルー・グラデーション(+レッド)、レッド・グラデーション(+グリーン)

 

オレンジ・グラデーション(+ブルー)、ローズ・グラデーション(+グリーン)

 

グリーン・グラデーション(+レッド)、グレー・グラデーション(+ローズ)

 

 

 

材質/仕上: アルミ、塗装仕上.

 

サイズ: φ500mm   H 267mm  

 

質量: 1.8.kg

 

税抜価格: 98,000円 (LED電球同梱)

 

 

 

ルイスポールセンについて

1874年に創業したデンマークの照明器具メーカー、ルイスポールセンは、デザインと光の両方を追求した製品を作り続けています。デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。ルイスポールセンは、住宅、建築、ランドスケープのための、屋内と屋外両方の照明ソリューションを世界中で提供しています。ポール・ヘニングセン、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、 オイヴィン・スロット、アルフレッド・ホーマ

 

ン、佐藤オオキ、 ガムフラテーシといったデザイナーやアーキテクトとの密接なパートナーシップによって、ルイスポールセンは世界の照明のトップ・ブランドのひとつとしての地位を築き、コペンハーゲン、ストックホルム、マイアミ、オスロ、ロサンゼルス、東京、デュッセルドルフにショールームを置き、グローバルな事業を行っています。

 

Press release, January 2018

今から60年前の1958年、照明デザインのパイオニアであるポール・ヘニングセンは、PHアーティチョーク、PH 5、PHスノーボールという、照明デザイン史上に輝く3つの画期的デザインを発表しました。ルイスポールセンはヘニングセンの偉業をたたえ、PHアーティチョークを真鍮で、PH 5とPH 5ミニを銅シェードとホワイトシェードのコンビネーションで発売します。

 

 

照明としての考え抜かれた機能と彫刻のようなフォルムで、60年間にわたり空間を美しく照らしてきたPHアーティチョークとPH 5。PHスノーボールは1958年にデンマーク工芸博物館でPH5と一緒に展示され、直ちに既製品化にはなりませんでした1983年に脚光を浴びて以来現在まで製造が続いています。今日も、これら3つのデザインはルイスポールセン製品群のなかで特別な地位を占めています。

 

 

「1958年は世界の建築デザイン界、特にデイニッシュ・デザインにとっては特筆すべき年でした。その年は、デンマークの社会や風土に何か特別なものが流れていたのかもしれません。例えばアーネ・ヤコブセンは、コペンハーゲンの SASロイヤルホテルという彼の傑作建築で使うために、照明器具をはじめとする数々の名作デザインを生みだしましたし、ポール・ヘニングセンは、それまで誰も見たことがない3つのペンダントランプのコンセプトを発表し、世界に光を投げかけました。“光をかたちづくる”というヘニングセンの考え方は、ルイスポールセンはもちろん、何世代にもわたり多くの照明デザイナーに影響を与えてきました。ヘニングセンが生みだしたフォルムと光が、今もなお人の心をとらえ、世界中で輝き続けていることを、60周年という記念すべき年にあらためてお見せできることを光栄に思います。」ルイスポールセン社の製品デザイン・ディレクター、ラスムス・マークホルトは語ります。

 

 

今日のインテリアでは、温かみを持ったヒューマンな環境がいっそう重要になっています。真鍮(PHアーティチョーク)、あるいは銅(PH 5、PH 5ミニ)を使ったメタリック・ヴァージョンは、まさに時代が必要とする雰囲気と素材感、そしてタイムレスな優雅さを持っています。

 

 

 

新ヴァージョン:PHアーティチョーク、真鍮のヘアライン仕上げ

 

PHアーティチョークは、コペンハーゲンで今も人気あるモダン・スタイルのレストラン、ランジェリン・パヴィリオンのために、1958年に考案されました。それ以来、この照明は世界中のパブリック、プライベート両方のスペースで使われています。“光の彫刻”とも称されるそのデザインは、すべてにおいて斬新である一方、まるで自然からインスピレーションを得たかのようなユニークなフォルムが、現代のインテリアにもクラシックなインテリアにも、安定感のある美しさを添えます。

 

 

PHアーティチョークは1958年当初から金属製でしたが、今回、これまで特別注文でしか生産されなかったヘアライン仕上げの真鍮を使い、初めての量産が行われます。クラシックな名作が新鮮な仕上がりとなり、より幅広い様式のインテリアに合わせられるようになりました。エントランス、リビングやダイニング、ベッドルーム、プライベートなワークスペースなど、PHアーティチョークはさまざまな場所で、大胆でヒューマンな雰囲気を作ります。

 

 

「PHアーティチョークは、60年間にわたりさまざまな金属素材で生産されてきましたが、今回、大地の色のトーンを持つ艶消しの真鍮でこのオーガニックなフォルムを記念するのは、とても嬉しいことです。ヘアライン仕上げの真鍮素材には明るい温かみと心地よい触感があり、特にプライベート空間ではPHアーティチョークが持つ優しさが引きだせます。」マークホルトは述べます。

 

 

層を成す72枚の羽根の内側に光源を隠したPHアーティチョークは、光源にLEDを使用してもグレア(眩しさ)のない、目に優しい柔らかい光を放ちます。今回の真鍮ヴァージョンは、すべてのサイズ(Φ480、Φ600、Φ720、Φ840)で製造します。

 

 

PHアーティチョークの真鍮ヘアライン仕上げは、2018年10月に発売されます。

 

 

60周年記念年の2018年に販売されるこのヴァージョンには、ヘニングセンのサインと「PH Artichoke - 1958-2018 - Anniversary Edition」という文字が刻印されます。なお、2019年以降は記念刻印なしで販売されます。

 

 

 

新ヴァージョン:PH 5とPH 5ミニ、銅シェードとホワイトシェードのコンビネーション

 

発売から60年を経た今日も、PH 5はルイスポールセンのなかのベストセラーとして君臨しています。このペンダントの還暦を祝い、ルイスポールセンでは、銅シェードとホワイトシェードを組み合わせた、PH 5とPH 5ミニを発売します。(メイン・シェードと、器具内に組み込まれたミニ・シェードが銅製、ポリッシュ仕上げ、無塗装。メイン・シェード下側と、ミニ・シェードの上側はホワイト塗装。)

 

 

銅素材と白の組み合わせは、ヘニングセンのシェード・システムのデザインを強調し、鏡のように周囲を映しだす銅製シェードが新しいダイナミズムを添えます。既にさまざまなカラーが楽しめるPH 5にこの新しいヴァージョンが加わり、空間での選択の幅が広がりました。

 

 

今日のインテリアの動向であるナチュラルなトーンを持つ銅製PH 5とPH 5ミニからは、温かく人を迎え入れるような環境が生まれます。その表情は、何よりもまず人々と空間に温かみをもたらす光を生みだそうとした、ポール・ヘニングセンの思いと重なります。

 

 

銅とホワイトのシェードによるPH 5とPH 5ミニは、明かりを消すと、住空間に彫刻のようなエレガンスを届けます。そして点灯すると、柔らかいグレア・フリーの光が、銅素材でさらに輝きます。もちろん、一灯でも、そして複数で使用しても、コンパクトな美しさを保ちます。

 

 

銅とホワイトのシェードを組み合わせたPH 5とPH 5ミニは、2018年10月に発売されます。

 

 

 

ポール・ヘニングセンについて

 

マスター・オブ・ライト - ポール・ヘニングセンはデザイナー、建築家、作家、文化評論家として多岐にわたる分野で活躍し、デンマークの社会とデザイン界に多大な影響を与えた人物です。なかでも照明は彼が最も情熱を注いだ分野で、ルイスポールセン社の伝統の基礎を築きました。

 

 

1907年に初めて電灯を見たヘニングセンは、当時まだ新しかった電気を使った照明に取り組み、その改良に人生の大半を捧げました。ルイスポールセンとの生涯にわたるコラボレーションは1924年に始まりました。1926年には、グレアを抑えつつも明るさを高める画期的な3枚シェードのシステムを開発しました。目に優しく、仕事や生活の場がより快適で居心地よくなるような、明るく柔らかい光を拡散させる、“3枚シェードのPHランプ”の誕生です。さらにルイスポールセンとのコラボレーションからは、PH 5、PHアーティチョーク、PHスノーボールなどの傑作が世に送りだされました。

 

 

光、影、グレア、物体の色の再現など、光の基本事項の相互関係を追求した彼のパイオニア的な仕事、そして、闇と光の両方が重要であるという彼の主張は、ルイスポールセン社の照明フィロソフィーの基盤となっています。

 

 

ルイスポールセンについて

1874年に創業したデンマークの照明器具メーカー、ルイスポールセンは、デザインと光の両方を追求した製品を作り続けています。デザインのすべてのディテールが役割を持っており、すべてのデザインは光に始まり、光に終わります。ルイスポールセンは、住宅、建築、ランドスケープのための、屋内と屋外両方の照明ソリューションを世界中で提供しています。ポール・ヘニングセン、アーネ・ヤコブセン、ヴァーナー・パントン、オイヴィン・スロット、アルフレッド・ホーマン、内山章一、佐藤オオキ、ガムフラテーシといったデザイナーやアーキテクトとの密接なパートナーシップによって、ルイスポールセンは世界の照明のトップ・ブランドのひとつとしての地位を築き、コペンハーゲン、ストックホルム、マイアミ、オスロ、ロサンゼルス、東京、デュッセルドルフにショールームを置き、グローバルな事業を行っています。

 

 

Press release, August 2018