ポールヘニングセンがデザインしたPH 3/2テーブルランプは、1926年に完成した「システムPH」としても知られる3枚シェードのランプシステムに基づいており、テーブル面に最適な照明を提供し、“光のアイランド” を室内に作って雰囲気を高めます。1927年に発表されたこのテーブルランプは、ヘニングセンが初めて乳白ガラスのシェードを使用したランプでもあり、ガラスを透過する光と、サンドブラスト加工したシェード内面が反射する光とが、良いバランスを保っています。PH 3/2ペール・ローズ テーブルランプは、このアイコニックなデザインをモダンにアレンジしたもので、ペール・ローズの吹きガラスシェードと、繊細なヘアラインが施された真鍮製本体の組み合わせです。このコンビネーションはエレガントでクラシックな表情を持ち、モダンな住宅にも理想的です。真鍮は無塗装で、時の経過とともに表面が変化して古色を帯びていきますが、時々丁寧に磨くことで元の仕上げを維持することも可能です。