製品の特徴

PH 3 ½-3 Pale Rose真鍮ペンダント は、ポール・へニングセンが1927年に発明した3枚シェードシステムに基づき設計され、光を下方に集めると同時に、程よく部屋の上方も照らしだします。ペールローズ色のオパールガラスシェードは、光沢のある表面と、内側には白色ガラスにサンドブラスト加工を施したマット仕上げになっており、心地の良いソフトな光を均等に拡散します。1930年頃、ルイスポールセンはポール・ヘニングセンとともに初めて色付きガラスシェードを用いたモデルの照明を発表し、大成功を収めました。琥珀色や赤色や黄色の“カラーグラスシェード”はひねりが効かせながらも、“光の質”を損なうことなく暖かみのあるランプとして大好評でした。今日でも、ビンテージランプとして人気です。またヘニングセンは、当時からペールローズ色を好んでおり、ランプや光の表情を多様化させるために採用していたようです。《PHセプティマ》として2020年に復刻をしたオリジナルのセプティマのカラーバリエーションとして、7枚シェードのガラス製の《Rosa Septima》を開発しました。その約30年後、《PH アーティチョーク》の美しい銅シェードの内側に淡いローズ色を採用しています。誰もが最高の方法で自宅を照らすことができるようにすることが、ヘニングセンにとって重要なデザインテーマでした。キャンドルシャンデリアや石油ランプから白熱電球へと光源が進化した時代に、へニングセンは3枚シェードシステムを開発しました。しかし、包括的なランプシリーズとして一般に広げていきたいというヘニングセンの思いとは反対に、《PHランプ》は、商業界や行政で高機能かつ近代的な照明として評価されました。そのため、《PH ランプシリーズ》は家庭での使用をすすめるために、空間を問わずに使用できるように小ぶりに設計され、そこからPH 3 ½-3ペンダントを《PH 3½-3  Pale Rose真鍮ペンダント》として、PH 2/1テーブルを《PH 2/1 Pale Rose真鍮テーブル》として再生産を開始します。どちらのモデルもオリジナルモデルにならい、無塗装の真鍮をツヤなく仕上げています。無塗装の真鍮表面は、時の経過とともにひとつひとつが異なる美しい古味をおびていきます。熟考されつくしたPH ランプのデザインとペールローズ色のガラスシェードの組み合わせは、上品さが際立ち、電源オン・オフに関わらず特別なイメージを確立します。シェードに使用されるイタリア製のペールローズ色の吹きガラスは、それぞれに風合いが異なるハンドメイドならではの美しさがあり、1つひとつが芸術作品のようです。《PH 3½-3  Pale Rose真鍮ペンダント》は、汎用性の高いサイズで、ペールローズ色のガラスシェードシェードから均等に光を拡散分散しながら、上質で豊かな雰囲気へと導きます。