Louis Poulsen A/S

Louis Poulsen A/S Louis Poulsen A/S

Peter Bysted

Peter Bysted

ピーター・ビュステッドは、建築と工業デザインを専攻して1978年にオーフス建築大学を卒業しましたが、すでにその3年前には、ルイスポールセンが主催した『街並み保存地域のための照明器具コンテスト』で2等に入選し、コールテン鋼と鋳鉄でできたボラードライト「ビュステッド」をデザインしています。

彼は学生時代からグラフィックデザインにも興味を持ち、建築とグラフィックの両分野を手掛けるコミュニケーション・カンパニーとしてBysted A/Sを1987年にコペンハーゲンに設立します。彼は20年でこの会社をデンマーク最大の、最も成功したデザイン会社のひとつに成長させました。2007年にはBysted A/SをIntellecta ABに売却し、2年間デンマーク・デザイン・スクールの総長を務めた後、ICONO A/Sを設立してデザインの総合コンサルティングを開始します。

ピーター・ビュステッドは、照明器具以外にも幅広くデザイン活動を展開し、Falk、Nykredit、Nilfisk Advance、DONG Energyといったデンマーク企業へのコーポレート・アイデンティティー・プログラムのデザインや、2000年ハノーヴァー万博と2005年の愛知万博の北欧パヴィリオンの設計を行なっています。

ルイスポールセンのためのボラードライト「ラビー」は、最初に2000年のハノーヴァー万博のために開発され、その後LED光源を採用してスタンダード・アイテムとなりました。「ラビー」について、ピーター・ビュステッドは次のように語っています。「このデザインのゴールは、単なるボラードライト(庭園灯)以上の製品をつくることでした。グレアのない安心感ある光で都市を照らすという、照明としての基本機能だけでなく、都市にパーソナリティー、ヒューマンな温かみ、そして美しさを与えるアーバン・ファーニチュアとしての機能を持たせることでした。ゴムの表面と丸みを帯びた上部は、歩行者にとってはちょっとした休憩場所にもなります。」

2011年、「ラビー」は栄誉あるライティング・デザイン・アワードを受賞しました。